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中学生の皆さんへ
学校長 津田 義則
山陽高等学校のホ−ムペ−ジへ立ち寄ってくれてありがとう。中学生,特に中学校3年生の諸君は高校受験を控え,悩み苦しみながらも頑張っていることと思います。
多くの中学生にとっては,来年2月から始まる高校受験が生まれて初めての経験で,様子も良く分からず不安を持っている生徒も多いことと思います。
私は,学校訪問をしてくれた生徒の皆さんに必ず次のようなことをお話し,厳しく辛い受験を乗り切ってくれるよう励ましています。
それは,近年の高校受験の様子が過去と比較して大きく変化してきたということです。その一番の特色は,中学生活をいいかげんに送り,〃どこかには入れるよ〃と安易な気持ちで受験する生徒は,何処にも入れなくなってきたということです。一昔前までは,公立高校は定員内不合格はゼロでしたが,最近は多くの定員内不合格が出ているように思われます。その証拠に,平成20年度入試で,選抜Vの受験生が405人と,昔と比べて大変多くなっていることを見ても良く分かります。
それでは,どのような生徒が不合格になるのでしょうか?ここで答えを云う前にちょっと考えて見てください〃 ・・・・・考えましたか?
それでは回答を云いましょう。皆さんも良く承知しているように,日本の社会は少子化がどんどん進み,広島県の場合,中学校3年生に在籍する生徒の数は,多いときに比べ約半数(56%)近くまで減少しています。このことは高等学校にとっては大変なことで,多くの高等学校が不要になり,つぶれてもおかしくない数字を示しているのです。 今年もまもなく発表になると思いますが,ここ数年,7〜8月ごろに広島県教育委員会は,数校の募集停止校を発表するのもそのためです。
さてお分かりでしょう〃答えは一つ〃高等学校が未来永遠に存続し,信頼され特色ある学校作りにブレ−キをかける(邪魔をする)生徒は間違いなく不合格になるということです。言い替えれば,当たり前のことが出来ず,中学校生活をいい加減に送り,高校入試を甘く考えている生徒は,不合格になる可能性が大変強くなってきたということです。高等学校としては,つまらない行動やいい加減な行動をとることによって学校の評判を落すことが,生徒募集に大きく影響し最も防がなくてはならないことなのです。中学生の皆さんにこのことだけはぜひ知ってほしいと思います。高等学校は少子化がどんどん進む中,大変厳しい戦いをしているということを・・・
高等学校によってそれぞれ違いはありますが,私達山陽高等学校は,邪魔をする生徒は絶対に受け入れたくありませんが,中学校生活を真面目に取り組み〃当たり前のことを当たり前にこつこつと取り組んだ生徒〃には必ず手を差し伸べたいと思っています。
自分は,病気がちで休みが多く推薦の対象にならない,また1年生の時ちょっとしたミスをして推薦の対象にならない,あるいは自分は運動は得意だが今一つ勉強が・・・等々様々な生徒が,それなりに悩んでいると思いますが絶対にあきらめてはいけません。 本校を昨年卒業した生徒で,ある有名国立大学に合格した生徒は中学時代様々な事情で休みがちであったと聞きますが,本校でみごとに開花しました。また今年東北大学を含め山口大学等々国公立大学に合格していますが,いずれも中学時代バラ色の人生を送っていたとは聞いていません。しかし,本校に入学し,目標をしっかり持って,少人数指導を徹底する中で勝ちえた成果なのです。また,4年前県北の中学校から本校に入学し,全く経験のないホッケ−部に入部し,インタ−ハイ出場は云うまでもなく,18歳以下の全国選抜選手に選ばれ,海外遠征を経験し,この春,有名私立大学に入学し,将来のオリンピック選手を目指して頑張っている生徒もいます。これらは一例ですが,目標を持って頑張ることがいかに大切か,一つや二つ失敗しても〃あきらめない〃ことがいかに大切かを明確に示しているのです。繰り返しますが,学校改革に,また信頼される学校作りに邪魔をする生徒は来てほしくありませんが,目標を持って,勉強にクラブ活動に頑張ろうとする生徒には必ず手を差し伸べたいと思います。そして,特色ある教育課程,人工芝等恵まれた教育環境の元で,皆さんの進路実現に向けて最大限の努力を惜しまないことを教職員一同固く誓っているところです。
最期になりますが,高校入試は,ひょっとすると皆さんの残された65年以上の人生を左右するかも知れないほど大切な営みの一つなのです。今頑張らなくていつ頑張るのですか〃これからの自分の人生を夢のある,そして希望に満ちたものにするために,残された6か月少々全力投球をしましょう。皆さんの健闘を心からお祈りいたしますと共に,来年の春にはこのペ−ジを見てくれた一人でも多くの皆さんと山陽高等学校の体育館で直接お会いすることを願って終わりとします。
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